フランス語の動詞は、主語に従って活用変化します。フランス語動詞の活用を覚えるのは「難しい!めんどくさい!」と思われがちですが、活用の法則が分かればスムーズに覚えられます。
スムーズなフランス語会話ができるようになるためには、最低限のフランス語 基本動詞の活用を覚えることが大切です。
フランス語動詞の活用は、主語となる人称代名詞とセットにして覚えるといいでしょう。
主語人称代名詞は je 「私は」、tu「君は」、il「彼は」、elle「彼女は」、on 「私達は(口語)、人は」、nous「私達は」、vous「あなたは」、ils「彼らは」、elles「彼女らは」の9つですが、il , elle, on と
ils, ellesの活用は同じですので、je, tu, il, nous, vous, ils の6つのパターンを勉強しましょう。
*je は母音又は無声hの前で j' となります。
*tu「君は」と vous 「あなたは」は便宜的な訳で、tu は日本語で友達言葉を使う関係の人など親しい仲間うちで用いられ、vous は、初対面や目上の人など敬語を使う関係の人などに用いられます。
フランス語の動詞には、- er動詞(第1群規則動詞)や -ir動詞(第2群規則動詞)のように規則的に語尾変化をする動詞があります。また、英語の be動詞にあたる être や have にあたるavoir は不規則な語尾変化をします。