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アントナン・ボードリー監督 / Interview d'Antonin Baudry

15年間外交官として働いていたという異色の経歴を持つ、フランス映画『ウルフズ・コール』の監督、アントナン・ボードリーのインタビューです。

アントナン・ボードリー監督の初長編作となる「ウルフズ・コール」は、フランス海軍潜水艦を舞台に “黄金の耳”と呼ばれる人並み外れた聴覚を持つ分析官を巡る物語で、フランス映画祭2019で上映され、主演のフランソワ・シヴィルと共にボードリー監督が来日。
ボードリー監督は、「日本は初めてではなく、以前に外交官としてドミニック・ドゥ=ヴィルパン元外相に付いて外交訪問したことがあるんですよ。日本の紙文化が大好きで、昨日は東京にある世界一美しい文房具店 伊東屋に行ってきたんです!」と語ってくれました。

アントナン・ボードリー監督 プロフィール

アントナン・ボードリー監督 プロフィール

1975年5月6日生まれ。Abel Lanzacのペンネームで作家としても知られる。フランスのグランゼコールの一つである高等師範学校で文学と哲学を学んだ後、2002年、当時外務大臣だったドミニク・ド・ヴィルパンの元で働く。2006年にスペインのフランス大使館、2010年にアメリカのフランス大使館に勤務。2010年に自身の外交官生活をヒントにクリストフ・バランと共に書き上げたコミック本「Quai d’Orsay」を出版。本作は2013年にベルトラン・タヴェルニエ監督により映画化され、脚本をボードリーが担当。2015年に外交官を止め、監督業に転身。2018年に初の長編映画『ウルフズ・コール』を手掛け、大ヒットを収める。

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