フランス映画史とフランス映画名作
フランス映画は、アメリカ映画のような大衆向けの商業映画とはことなり、監督や脚本家の独自の美学や哲学が濃厚に刻まれた芸術作品と言われてます。
映画を発明したのは、フランスのリュミエール兄弟で、1895年にパリで世界初の映画『L'Arrivée d'un train en gare de la Ciotat』を公開しました。
1950年代末からの「ヌーヴェル・ヴァーグ(Nouvelle Vague)」はフランス映画史において、その名のごとく「新しい波」をもたらしました。ヌーヴェル・ヴァーグの代表的な映画家として、ジャン=リュック・ゴダール、フランソワ・トリュフォー、クロード・シャブロル、ジャック・リヴェット、エリック・ロメール、アラン・レネ、ジャック・ドゥミ、アニエス・ヴァルダなどが挙げられます。
フランス映画名作といえば、『北ホテル』(1938)、『天井桟敷の人々』(1946)、『禁じられた遊び』(1952) 、『赤と黒』(1954) 、『大人は判ってくれない』(1959)、『太陽がいっぱい』(1960) 、『勝手にしやがれ』(1960) 、『シェルブールの雨傘』(1963) 、『ロシュフォールの恋人たち』(1964) 、『男と女』(1966)、『冒険者たち』(1967)、『ロバと王女』(1970)、『ラ・ブーム』(1980) 、『ディーバ』(1981)、『グラン・ブルー』(1988)、『赤ちゃんに乾杯』(1985) 、『髪結いの亭主』(1990) 、『TAXi』(1998) などがあります。
2000年代の主な作品は、『アメリ』(2001)、『8人の女たち』(2002)、『スパニッシュ・アパートメント』(2002)、『皇帝ペンギン』(2005) 、『エディット・ピアフ~愛の賛歌~』(2007)、『オーシャンズ』(2009)、『アーティスト』(2012)、『最強のふたり』(2012)などがあります。
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