パッサージュ(Passages) を皆さんは訪れたことはありますか?
パリのパッサージュは雨に濡れることなく、塵埃に悩まされることなくショッピングや散歩が楽しめるガラスの屋根に覆われたアーケード街です。
パッサージュは1780年にパレロワイヤルで初めて誕生し、1800年〜1830年にかけて次々と百あまりのパッサージュが作られていき、世界各地の商店街のモデルになりました。
パッサージュが成功し、活気づいたのは2つの要因があります。
まずは、パリは道の数が少なかったため、道から道へと行くのには大回りをしなくてはいけなかったのです。ですから区画の間にパッサージュを作ることで、パリの人々にとって大変便利な近道となりました。
2点目として、パリの気候があげられます。パリは雨が良く降ります。
当時のパリの道は整備されておらず、雨が降るとすぐに泥だらけになるか、埃まみれになってしまいました。
そこで、清潔で快適に買い物が楽しめるパッサージュは当時のパリジャンのお気に入りのスポットとなったそうです。
1850年に100余りあったパッサージュは、次々と姿を消してゆき、今では16しか残ってませんが、時代の香りが漂い、ショッピングも楽しめるオススメスポットです。
パリにお越しの際は足を運ばれてみてはいかがですか?
Passage Jouffroy(パッサージュ・ジュフロワ) ( メトロ:Grands Boulevards駅) |
Passage Verdeau (パッサージュ・ヴェルドー) ( メトロ:Grands Boulevards駅) |
Passage des Panoramas (パッサージュ・デ・パノラマ) ( メトロ:Grands Boulevards駅) |
Passage de Choiseul (パッサージュ・ドゥ・ショワズール) ( メトロ:Quatre Septembre駅) |