フランスの結婚式は、市役所で行なわれる Mariage Civil (民法上の結婚)と教会で行なわれる Mariage religieux
(宗教上の結婚)の2種類あります。
市役所で行なう結婚式はたいてい市長代理がフランス国旗を象徴する青 (bleu)、白 (blanc)、赤(rouge)、のたすきを掛けて行われます。最後に新郎、新婦と彼らの証人が共にサインをして終わりで意外と事務的なものです。
でも日本に比べると簡単な式でもちゃんと市役所がやってくれるからいいよね。
フランスでは教会で行なう式が本番という感じです。花嫁が父親と腕を組んでパイプオルガンの音楽が鳴り響く中、バージンロードを進みます。その後神父さんのお話があり、誓いの言葉、指輪交換、誓いの甘いキスをします。
披露宴は日本と違いスピーチやお色直しはありません。会場はレストランや宴会場などで行われます。
御馳走を食べ、シャンペン、ワインをたくさん飲んで、ダンスをしたりゲームをしたり、おしゃべりをしたりして一晩中お祝いします。フランスのパーティーは年齢などに関わらず皆が楽しむといった感じです。朝までお祝いするのでかなり体力がいりますが、新郎・新婦と招待客全員が一体となってはじけまくる楽しいイベントです。
パリ13区市役所
パリ サンメダール教会