1979年、フランス生まれの俳優、映画監督、脚本家。
子供の頃、学校で障害者のための演目を演じたのをきっかけに、芝居の楽しさを知り、10歳で演劇を習い始める。そして、フランス国立高等演劇学校で演技を学び、舞台俳優としてキャリアをスタート。さらに、舞台から映画へと活動の幅を広げ、フィリップ・ガレルやローラン・ジャウイ、ブノワ・コーエン、ブリジット・シィ監督作品に出演。その後、自身で書いた脚本を自ら演出してみたくなり短編映画を手掛ける。初短編映画『Avant que de tout perdre』は、第86回アカデミー賞にノミネートされるほか数々の映画祭に選抜され、クレルモン・フェラン短編映画祭と第39回セザール賞で短編映画賞を獲得。第74回ヴェネチア国際映画祭では、長編デビューにして『ジュリアン』で監督賞にあたる銀獅子賞を受賞。