『シュヴァルの理想官 ある郵便配達人の夢』のニルス・タヴェルニエ監督のインタビューです。
パリ・オペラ座バレエ団の舞台裏を追った『エトワール』『オーロラ』などで知られているニルス・タヴェルニエ監督の最新作は、19世紀末のフランスを舞台に、ある郵便配達員が愛娘のために33年に歳月をかけ、石を積み上げて一人で築き上げた「おとぎの国の宮殿」の誕生秘話と家族愛を描いた物語。
ニルス・タヴェルニエ監督に、俳優になった経緯や監督業に転身した理由などを伺いました。監督に関する資料には、「父、ベルトラン・タヴェルニエ監督の『Des enfants
gates』で俳優デビュー」と書かれていますが、本人によると、最初カメラアシスタントとしてキャリアをスタート。そうしたら撮影現場で何人もの人に映画の出演を持ちかけられ俳優になったとのことです。
1965年パリ・フランス生まれ。
1977年に父、ベルトラン・タヴェルニエ監督の『Les Enfants
Gâtés』で子役としてスクリーンデビュー。その後、大人になり、カメラアシスタントとしてキャリアをスタートさせたところ、撮影現場で多数の人から映画出演を持ちかけられ俳優としてデビュー。
ディアーヌ・キュリス監督『女ともだち』(83)、『パッション・ベアトリス』(87)、クロード・シャブロル監督『主婦マリーがしたこと』(88)、ミロス・フォアマン監督『恋の掟』(89)、『L.627』(92)、『ソフィー・マルソーの三銃士』(94)などに出演。
俳優として活躍する一方、俳優業では物足りなさを感じ、監督業に進出。パリ・オペラ座バレエ団の舞台裏を追った『エトワール』など、数々のドキュメンタリー作品を手掛ける。長編劇映画は『オーロラ』(06)、
『グレート
デイズ!
夢に挑んだ父と子』(14)に続き三作目となる。
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