フランス映画祭2020の団長を務める大女優、イザベル・ユペールさんからの音声メッセージです。
イザベル・ユペールさんはコロナ禍で来日が果たせませんが、ミケーレ・プラチドの新作映画の撮影中にイタリアから、日本のみなさんへ音声メッセージを送ってくれました。
1953年3月16日 フランス・パリ生まれ。
フランス国立高等演劇学校(コンセルヴァトワール)で演技を学び、舞台やテレビを経て1972年に『夏の日のフォスティーヌ』で映画デビュー。クロード・シャブロル監督『Violette
Nozière』(78)<未> ではカンヌ国際映画祭最優秀女優賞を受賞。『勝手に逃げろ/人生』(79)『パッション』(82) などゴダール作品で主演を演じるかたわら、『天国の門』(81)
でアメリカにも進出。その後は国際的スターとしてコンスタントに出演作を重ね、『ピエラ・愛の遍歴』(83) と『主婦マリーがしたこと』(88)
ではヴェネチア国際映画祭の女優賞を受賞。これまでセザール賞主演女優賞に13回ノミネートされており、史上最多記録。ミヒャエル・ハネケ監督の『ピアニスト』(01)
では、2度目のカンヌ国際映画祭最優秀女優賞に輝く。
近年の代表作に『8人の女たち』(02)、『ヴィオレッタ』(11)、『間奏曲はパリで』(13)、『エル ELLE』(16) などがある。
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