コロナ禍で来日が果たせなかったフランス映画祭2020団長、イザベル・ユペールからのビデオメッセージです。
新型コロナウイルスの影響で延期となっていた、フランス映画祭 2020 横浜が12月10日(金)に開幕し、オープニングセレモニーが行われました。
コロナ禍で開催された今年のフランス映画祭は、来日ゲストはなく、例年と違いオープニングセレモニーは、日産
グローバル本社ギャラリーで行われ、2020年団長のイザベル・ユベールのメッセージビデオが上映されました。
来日が果たせなかった団長を務めるユペールは、過去の来日を回想しながら「尊敬する日本監督といつかお仕事するのが夢です」「日本の方の映画に対する情熱は、私たちに尊敬と憧憬をもたらし、映画がいかに私たちに必要かということを思いださせてくれます。心の底からお礼を申し上げます。近いうちにお会いできますように」とフランスから、日本のみなさんへビデオメッセージを届けてくれました。
1953年3月16日 フランス・パリ生まれ。
フランス国立高等演劇学校(コンセルヴァトワール)で演技を学び、舞台やテレビを経て1972年に『夏の日のフォスティーヌ』で映画デビュー。クロード・シャブロル監督『Violette
Nozière』(78)<未> ではカンヌ国際映画祭最優秀女優賞を受賞。『勝手に逃げろ/人生』(79)『パッション』(82) などゴダール作品で主演を演じるかたわら、『天国の門』(81)
でアメリカにも進出。その後は国際的スターとしてコンスタントに出演作を重ね、『ピエラ・愛の遍歴』(83) と『主婦マリーがしたこと』(88)
ではヴェネチア国際映画祭の女優賞を受賞。これまでセザール賞主演女優賞に13回ノミネートされており、史上最多記録。ミヒャエル・ハネケ監督の『ピアニスト』(01)
では、2度目のカンヌ国際映画祭最優秀女優賞に輝く。
近年の代表作に『8人の女たち』(02)、『ヴィオレッタ』(11)、『間奏曲はパリで』(13)、『エル ELLE』(16) などがある。
©Philippe Quaisse/UniFrance
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