フランス映画の巨匠フランソワ・オゾン監督と、『焼け石に水』(2000)、『8人の女たち』(2002)、『スイミング・プール』(2003)以来、約22年ぶりにタッグを組み、オゾン監督最新作『秋が来るとき』で熟練した演技を魅せるフランス女優、リュディヴィーヌ・サニエのインタビューです。
11999年4月9日、ルーマニア・バカウ生まれ。彼女の両親は、彼女が2歳の頃にフランスに移住。その間、祖父母のもとで育った彼女は、6歳の時にフランスに住む両親のもとへ合流。フランスに渡ったヴァルトロメイは、小学校の課外活動として演劇のクラスに登録。演技の面白さを知った彼女は、エバ・イオネスコ監督の『ヴィオレッタ』のオーディションを受け、500人の候補者の中から見事選ばれて、10歳半で映画デビューを果たす。その後は『乙女たちの秘めごと』(17・ 未)、『5月の花嫁学校』(20)などに出演し、オードレイ・ディヴァン監督のヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作『あのこと』(21)の主演を務める。同作品では中絶が違法だった時代に妊娠した大学生を演じ、セザール賞有望若手女優賞、リュミエール賞女優賞などを受賞。『トラフィック』(24・未)では東京国際映画祭女優賞を受賞。また最近では、『タンゴの後で』(24)で女優マリア・シュナイダーを演じ、ポン・ジュノ監督、ロバート・パティンソン主演のSFアドベンチャー大作『ミッキー 17』(25)に出演。
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