Titre français (仏題) Le premier homme
Réalisé par (監督)ジャンニ・アメリオ
D'après le roman inachevé de(原作)アルベール・カミュ
Avec (出演)ジャック・ガンブラン、カトリーヌ・ソラ、マヤ・サンサ、ドゥニ・ポダリデス、ウラ・ボーゲ他
Durée(上演時間) 105分
Distributeur(配給) ザジフィルムズ
Année de production (製作年): 2011年フランス・イタリア・アルジェリア合作
Date de sortie(公開日) 2012年12月15日
Salle de cinéma(映画館): 岩波ホールほか全国にて順次公開
Site officiel(公式サイト):
http://www.zaziefilms.com/ningen/
Synopsis
1957年夏。作家コルムリは、今は老いた母が独りで暮らす、生まれ育った土地アルジェリアを訪れる。仏領のこの地は、独立を望むアルジェリア人とフランス人の間で激しい紛争が起こっていた。
そんな中でも、母はいつもと変わらぬ生活を続けており、息子の帰郷を喜んだ。地中海の青さも、あの頃のまま。いつしか心は、かつての少年の日に還って行く─。
父は若くして戦死し、厳しい境遇のなかで懸命に働きコルムリを育ててくれた母、厳格な祖母、気のいい叔父、彼らはみな文字が読めなかった。そんなコルムリを、文学の道にいざなってくれた恩師、アルジェリア人の同級生のこと…。
数々の思い出が彼の胸を去来するが、その一方で、現実の状況が、当時と大きくかけ離れてしまったことを目の当たりにしてゆく。
「異邦人」「反抗的人間」等で知られるノーベル文学賞作家アルベール・カミュの遺稿で、没後30年以上を経て、未完のまま1994年に出版され、フランスでベストセラーとなった小説「最初の人間」を映画化。