フランス映画情報

フランス映画『裸足になって』

Titre français (仏題) : Houria
Réalisé par （監督）ムニア・メドゥール
Avec （出演）リナ・クードリ、ラシダ・ブラクニ、ナディア・カシ他
Durée（上演時間）: 99分
Année et Pays de production（製作年・国）: 2022年フランス・アルジェリア合作映画（フランス語・アラビア語）
Date（公開日）: 2023年7月21日（金）
Salle de cinéma（映画館）新宿ピカデリー、シネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー
Site officiel（公式サイト）: https://gaga.ne.jp/hadashi0721/
Distributeur（配給）: ギャガ

Synopsis

北アフリカのイスラム国家、アルジェリア。内戦の傷が癒えきらぬ不安定な社会の中で生きるバレエダンサー・フーリアは、貧しいながらも母やバレエ仲間とともにささやかな生活を送っていた。しかしある夜、賭博の逆恨みから男に襲われて大怪我を負い、踊ることも声を出すこともできなくなってしまう。元の健康な身体と持ち前の明るさを失い、死んだも同然の抜け殻となったフーリア。そんな失意の底で彼女が出会ったのは、それぞれに心の傷を抱えた聾の女性たちだった。「あなたダンサーなのね。わたしたちにダンスを教えて」その一言から始まったダンス教室。踊ることを通じてフーリアは少しずつ、少しずつ救われてゆく―。

本作を手掛けたのは第 72 回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品された『パピチャ未来へのランウェイ』のムニア・メドゥール監督。主人公フーリアを演じたのは、アルジェリア出身の期待の新星リナ・クードリ。そして『コーダ　あいのうた』でろう者の俳優として初めてオスカー像を手にした俳優トロイ・コッツァーが製作総指揮を務めた。