Sophie Marceau / ソフィー・マルソー
1966年11月17日生まれ
女優、監督として活躍しており、彼女のアジアへの興味、特に日本への関心の高さは約30年前に大成功を収めた初主演作品『ラ・ブーム』での来日以降、長期に渡ります。自ら出演もする監督作品『La
Disparue de Deauville』(2007)の上映も映画祭の大きな見所の一つです。
会場を東京に移し3年目となる、第3回東京・大阪フランス映画祭の団長はソフィー・マルソー。
映画祭開催期間は、3月13日(木)から16日(日)までとなり、東京会場にソフィー・マルソーが団長として来日致します。
<期間>
[東京]3月13日(木)- 3月16日(日)TOHOシネマズ 六本木
[大阪]3月16日(日)- 3月18日(火) TOHOシネマズ なんば
http://www.unifrance.jp/festival/
フランス映画祭2008年作品ラインナップ
★印は来日予定のゲスト(2008年2月25日現在)
美しさと華やかさの裏に隠された悲しい過去を巡る秘密とは・・・。
孤独な警察官ジャックのもとへふと姿を現したヴィクトリアは、息をのむような魅力とオーラで人気を博した往年のスターだったが、30年前に謎の死を遂げていた。ジャックは、ノルマンディーの超高級ホテルで起きた失踪事件を調査中だったのだが、なぜ彼女は彼の前に現れたのか?そして、この豪華なホテルの裏に隠された秘密とは?
監督:★ソフィー・マルソー
出演:★クリストフ・ランベール、ソフィー・マルソー、ニコラ・ブリアンソン
2006年/フランス/1時間40分
病におかされて、自分の死について考えるようになった、あるパリジャンの物語。彼は、すれ違うすべての人々を、以前とは違った眼差しで見つめはじめる。死を意識すると、他人の生活、街中で営まれている生活が突如として意味を持ち始め、たとえ彼らの抱える問題が些細であっても、本人にとっては、世界で一番重要な事柄なのだということに気づくのである。
監督:★セドリック・クラピシュ
出演:アルベール・デュポンテル、ジュリエット・ビノシュ、ロマン・デュリス、フランソワ・クルゼ、ファブリス・ルキーニ、カリン・ヴィアール、ジュリー・フェリエ、メラニー・ローラン
2007年/フランス/2時間10分
重く閉ざされた家族の秘密が明らかになる。ひとりの少年の内面を通して描かれる受難の物語。ひとりぼっちのフランソワは空想の兄弟を生み出し、両親の過去に思いをめぐらせていた。15歳の誕生日、フランソワ少年は両親の友人から驚くべき真実を告げられる。だが、その真実は彼を成長させるのだった。
監督:クロード・ミレール
出演:セシル・ドゥ・フランス、★パトリック・ブリュエル、★リュディヴィーヌ・サニエ、★ジュリー・ドパルデュー、マチュー・アマルリック、ナタリー・ブトゥフ
2006年/フランス・ドイツ/1時間40分
レジスタンス活動に身を投じるルイーズは、ロンドンへと亡命し、諜報・破壊工作秘密機関SOEのメンバーとなった。最初の指令は、ノルマンディー上陸の準備中、敵に捕らわれた英国諜報員を国外脱出させるというもので、彼女は女性たちを選抜し、突撃部隊を組織する。滑り出しは順調に見えたものの、事態は混迷の様相を呈してゆく。パリへ戻らざるを得ない彼女たちに、SOEは新たな指令を与えるのだった・・・。
監督:★ジャン=ポール・サロメ
出演:★ソフィー・マルソー、★ジュリー・ドパルデュー、マリー・ジラン、デボラ・フランソワ、モーリッツ・ブライブトロイ、マヤ・サンサ、
ジュリアン・ボワッスリエ、ヴァンサン・ロティエ
2007年/フランス/1時間58分
ディディーヌという愛称のアレクサンドリーヌはいつもおとなしく周りの空気に合わせるタイプの35歳。そんな彼女はいつもの調子で老人介護団体の扉をくぐり、そこで思春期のものおじしない女の子、チャーミングな青年、意地悪そうなお婆さんらと触れあううちに自分の存在の意味を掴み取り、本当の愛と出会うことになる。
監督:★ヴァンサン・ディエッチー
出演:ジェラルディーヌ・ペラス、クリストファー・トンプソン、ジュリー・フェリエ、バンジャマン・ビオレ、エディット・スコブ
2007年/フランス/1時間43分
少女メラニーの夢はピアニストになることだったが、コンセルヴァトワールの実技試験で、人気ピアニストのアリアーヌが取った無神経な態度に激しく動揺し、ピアニストへの夢を封印する。十数年後、美しく成長したメラニーは、慕い、ひそかに憎しみ続けたアリアーヌに再会。そうとは知らないアリアーヌは、メラニーに演奏会の成功の鍵を握る“譜めくり”を依頼し、しだいに絶大な信頼を寄せていく・・・。
監督・脚本:★ドゥニ・デルクール 音楽:ジェローム・ルモニエ
出演:カトリーヌ・フロ デボラ・フランソワ パスカル・グレゴリー
配給:カフェグルーヴ+トルネード・フィルム
2006年/フランス/1時間25分
公式HP:http://piano.cinemacafe.net
GW、シネスイッチ銀座、渋谷シネ・アミューズほかにてロードショー
純粋な愛を育んでいた羊飼いのセラドンとアストレ。しかしアストレは、セラドンが浮気をしたと疑い彼を拒絶してしまう。 絶望したセラドンは川に身を投げるも、妖精に助けられ、死を逃れていた・・・。アストレの前には姿を見せないという誓いと、彼女にどうしても会いたいという思いが交差する中、セラドンはある方法でアストレに近づく。
監督・脚本:エリック・ロメール
出演:★アンディー・ジレ、 ★ステファニー・クレイヤンクール
2006年/フランス/1時間49分
配給:アルシネテラン
2008年公開予定
中学生のマリーはシンクロ・クラブの華フロリアーヌに恋をした。クラブの少女たちとは口もきかない孤高の彼女が、唯一自分には心を開いてくれるのがマリーには嬉しかった。奔放に男たちと戯れる彼女を目にするたびに痛みは感じながらも。そんなある日、彼女がマリーに切り出した。「あなたに頼みたいことがあるの」。甘酸っぱい夏に残酷な終わりが訪れようとしていた・・・。
監督:★セリーヌ・シアマ
出演:ポーリーヌ・アキュアール(新人)、ルイーズ・ブラシェール(新人)、★アデル・ヘネル
2007年/フランス/1時間25分
配給:ツイン/ポニーキャニオン
初夏、渋谷Q-AXにてロードショー
サバンナの奥地に数メートルにも及ぶ巨大なオオキノコシロアリの巣が点在している。それ
ぞれの巣では一匹の女王アリを中心に数百万匹のシロアリが、SFの未来社会のように秩序
正しく管理された帝国を築いている。その無敵の要塞に、集団で放浪しながら行く手にある
ものを食い尽す凶暴なサスライアリの二千万匹にもおよぶ軍団が迫っていた・・・。
監督:★フィリップ・カルデロン
出演:オオキノコシロアリ、サスライアリ、ハゲワシ、カメレオン
ナレーション:べノア・アレマン
2006年/フランス/1時間22分
配給:エイベックスエンタテインメント+トルネード・フィルム
公式HP : www.bugsworld.com
初夏、TOHOシネマズ六本木ヒルズ、池袋シネマサンシャインほか全国ロードショー
クリスマス・イブの夜、出産を翌日に控えた妊婦サラの家に見知らぬ女が忍び込んだ。サラが呼んだ警察も、何も知らないお客も、女の手により帰らぬ人となる。大きなハサミを手にサラのお腹を狙う女。彼女は何者か?
目的は一体? 理不尽な恐怖に包まれたサラをさらに陣痛が襲う。まさに人生最悪の夜だった…。
監督:★アレクサンドル・バスティロ、★ジュリアン・モーリー
出演:★ベアトリス・ダル、アリソン・パラディ
2007年/フランス/1時間23分
提供:キングレコード 配給:トルネード・フィルム
公式HP:www.yashiki-onna.com
初夏、ライズXにてロードショー
今年で30歳になるアントワーヌは、親友のクレールにお金を貸して欲しいと頼んだとき、その約束のせいでどんなことになるか、考えてもみなかった。毎日アルバイトのつらい仕事を淡々とこなす生活を送っているが、クレールとの約束を守るため、保養所に入った父親の食料品の移動販売の仕事を引き継がざるをえなくなるのだった。
監督:★エリック・ギラド
出演:ニコラ・カザレ、クロティルド・エスム、ダニエル・デュヴァル、ジャンヌ・グピル
2007年/フランス/1時間36分
第一次世界大戦後、20歳のアンジェルは女性初の獣医になり、その波乱に充ちた運命の中で、彼女をめぐり二人の男が激しい恋のさや当てを演じる。ひとりは夢見がちの実業家で、将来を約束した仲だが、計画性ゼロ。もうひとりは山で狼たちと共に暮らす純朴な男。彼女は対立するふたりを利用し、本当の目的を果たそうとする。
監督:★ジル・レグラン
出演:レティシア・カスタ、ジャン=ポール・ルーヴ、ステファノ・アコルシ、ミシェル・ガラブリュ、パトリック・シュスネ、ミグラン・ミチェフ、ロラン・ドイチェ
2007年/フランス/1時間53分
夜も更けた頃、ある男を無職になった二人が車ではねた。その男のそばから200万ユーロの入った鞄が見つかった。警察を呼ぶか、このままお金を持って逃げるか・・・。翌日、事故現場近くの倉庫で、誘拐されたと思われる盲目の女の遺体が見つかった。そして同じ日の夜、別の子供が誘拐された。タイムリミットは迫っている。ダンケルクの警察署では、カウントダウンが始まっていた・・・。
監督: ★アルフレッド・ロット
出演: メラニー・ローラン、エリック・カラヴァカ、ジル・ルルーシュ、ジョナサン・ザッカイ、ローランス・コット
2007年/フランス/1時間58分
ジャック・リベット レトロスペクティブ 特別招待作品
パリの華やかな舞踏会でランジェ公爵夫人は、モンリヴォー将軍と出会い激しい恋心を抱くが、彼女は思わせぶりな振舞いで彼を翻弄し続ける。心を揺さぶられた彼は、彼女を誘拐するという手段に打って出る。それを機に恋に目覚めた公爵夫人は熱烈な手紙を送りはじめるが、彼は夫人を徹底的に無視するのだった。拒絶されたと思いこんだ公爵夫人は、失意のうちに世俗社会から離れてゆく…。
原作:オノレ・ド・バルザック「ランジェ公爵夫人」(集英社3月5日刊)
監督:ジャック・リヴェット
出演:ジャンヌ・バリバール、ギヨーム・ドパルデュー、★ビュル・オジエ、ミシェル・ピコリ
2006年/フランス・イタリア合作/2時間17分
配給:セテラ・インターナショナル
公式HP:www.cetera.co.jp/Langeais
4月5日(土)より、岩波ホール他全国順次ロードショー
※TOHOシネマズ 六本木ヒルズでの上映後には、監督・出演者による舞台挨拶
やサイン会の開催を予定。
※来日代表団のメンバーはやむをえない事情により急遽変更になる場合があるそうですので、フランス映画祭2008公式サイトでご確認下さい。
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