マリオン・コティヤールは、映画『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』(07)でフランス人女優として史上2人目、49年ぶりにアカデミー賞主演女優賞を受賞。本作では、両脚を失った女性という難役中の難役に挑みました。
『君と歩く世界』のメガホンをとったのは、『真夜中のピアニスト』(05)、『預言者』(09)のフランスの名匠ジャック・オーディアール監督。
特別ゲストとしてマリオン・コティヤールと同じ年齢、37歳の中谷美紀が花束を持って登壇しました。中谷美樹がコティヤールの演技に感動し、2人はハグを交わすシーンもありました。
6年ぶりに来日したマリオン・コティヤールは「桜の満開の時に来日でき大変嬉しく思います。ただ毎回、滞在時間が短く残念です。是非、また来日したいです。」と挨拶。
また、オディアール監督は本作のキャスティングについて「以前から、マリオンといつかは一緒に仕事をしたいと思ってました。ステファニーの役を、ほかの女優が演じるなんて考えられませんでした。彼女の家に出向いて直接プロボーズしました。」と語り、ステファニーが両脚を失った映像については「今はCG合成で容易に脚がないシーンを演出できます。もちろんマリオンが脚の切断をOKしてくれていたらもっと簡単だったよ!(笑)」とジョークも交えたトークで会場を盛り上げました。
フランス映画『君と歩く世界』は4月6日(土)より全国にて公開です。