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日仏合作映画『FOUJITA』オダギリジョー 記者会見

フランス語セリフは丸暗記、藤田嗣治にも「興味は今でもない…」

FOUJITA
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第28回東京国際映画祭コンペティション部門上映作品『FOUJITA』の記者会見が10月26日に行なわれ、オダギリジョー、中谷美紀、小栗康平監督、クローディー・オサール(プロデューサー)が登壇しました。
本作は、オダギリジョーがフランス語で挑んだ、パリと日本2つの文化と時代を生きた画家、藤田嗣治の知られざる世界を描いた日仏合作映画です。

本編の半分以上、フランス語のセリフで挑んだオダギリジョーは、フランス語の修得方法について「フランス語は、文法など基礎を学ぶ時間がなく、撮影前にセリフの入ったCDを聞いて丸暗記しました。
最初に渡されたCDはフランス語の講師が録音したものだったので、棒読み状態でどのように感情投入をしてよいのか分かりませんでした。その後、現地でフランスの役者に来てもらい感情をいれたフランス語セリフの指導をうけました。フランス語は、文法も、下手すれば単語の意味さえ理解していませんでしたが、覚えやすいフランス語の響きから入っていきました。」
と語った。

また、冒頭の挨拶でオダギリジョーは「正直、藤田はあまり知らなかったですし、今でもそれほど興味あるわけではありません」、演技についての質問にも「簡単に言うと監督に丸投げ」と発言し、監督や共演者を苦笑させた。小栗監督は「オダギリ君は日本一正直な役者です!役作りは、丸暗記、丸投げと共通しておりそれは俳優さんが何かに預けることは勇気がいることで、マイナスな要因ではありません。」とフォローしました。

映画『FOUJITA』は、2015年11月14日(土)より、角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館 ほか全国ロードショーになります。

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