日本最大の映画の祭典、東京国際映画祭が10月25日から11月3日まで、六本木ヒルズをメイン会場に開催された。
今年で30回目の節目を迎える東京国際映画祭には、本映画祭で審査員を務めたマルタン・プロボ監督をはじめ、『スパーリング・パートナー』のサミュエル・ジュイ監督と俳優のマチュー・カソビッツ、ソレイマヌ・ムバイエ、『グレイン』俳優のジャン=マルク・バール、『イスマエルの亡霊たち』のアルノー・デプレシャン監督、『リュミエール』のティエリー・フレモー監督らがフランスから来日した。
2017年度のグランプリ・東京都知事賞を受賞したのは、ジャン=マルク・バール出演のトルコ・ドイツ・フランス・スエーデン・カタール合作、近未来SF映画『グレイン』。そして、最優秀女優賞に輝いたのはフランス映画『マリリンヌ』で観客を魅了させる見事な演技をみせた舞台俳優出身で初主演映画のアデリーヌ・デルミー。
最優秀女優賞を受賞したアデリーヌ・デルミーは、『最優秀女優賞を頂け大変光栄に思います。皆さまの元へ伺いたかったのですが、舞台の公演中で伺うことができません。本当にありがとうございました。』ビデオメッセージを通じて喜びの気持ちを語った。