第32回東京国際映画祭は2019年10月28日(月)〜11月5日(火)の9日間、六本木ヒルズ、EXシアター六本木(港区)をメイン会場に開催いたします。
世界中から様々なゲストが登場し、Q&Aやトークショーなどが行われます。
2019年のオープニング作品は『男はつらいよ お帰り 寅さん』。第一作目の公開から今年で50年を迎え、シリーズで50作目となる、『男はつらいよ』の奇跡の最新作が東京国際映画祭の開幕を飾ります。
クロージング作品は、ハリウッドの巨匠・マーティン・スコセッシ監督がロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシといった豪華キャストを迎えて手掛けた『アイリッシュマン』です。
フランス語作品は今年も残念ながら少なめです。・゚・(ノ∀`)・゚・。
コンペティション部門に、『ハリー、見知らぬ友人』(00)でセザール賞受賞のドミニク・モル監督新作『動物だけが知っている』と
過酷な現実に揺れるジャーナリストの魂と、先住民の男との不思議な友情を描いた、オーレリアン・ヴェルネ=レルミュジオー監督の『戦場を探す旅』。そのほか、ワールド・フォーカス部門に、ドゥニ・コテ監督が描いたカナダ映画『ゴーストタウン・アンソロジー』とアニメ映画『マローナの素晴らしき旅』が上映されます。
フランス語圏のゲストは『動物だけが知っている』ドゥニ・メノーシェ(俳優)、ナディア・テレスツィエンキーウィッツ(女優)
と『戦場を探す旅』オーレリアン・ヴェルネ=レルミュジオー(監督/脚本)、マリック・シティ(俳優) また、国際審査員として、女優のジュリー・ガイエ の来日が予定されています。
そのほか、ほぼ英語ですが、オリヴィエ・アサイヤス監督が贈る異色の心理ミステリー『パーソナル・ショッパー』とイザベル・ユペール×クロエ・グレース・モレッツを迎えて描いた『グレタ』も上映されます。
監督: ドミニク・モル
キャスト:ドゥニ・メノーシェ、ロール・カラミー、ダミアン・ボナール
2019年フランス映画 116分 [フランス語、コートジボワール方言]
フランス、雪国。女性が失踪し、ひとり暮らしの農夫が怪しい。一方、アフリカ某所、ヤギを背負った青年は祈祷師を訪ねる。複数の視点で明かされる驚愕の真実とは? 『ハリー、見知らぬ友人』(00)でセザール賞受賞のD・モル監督新作。
上映日
10/30[WED] 10:50- Q&A
11/03[SUN] 10:30- Q&A
11/05[TUE] 14:30-
監督:オーレリアン・ヴェルネ=レルミュジオー
キャスト:マリック・ジディ、レイナール・ゴメス、マクサンス・テュアル
2019年フランス・コロンビア映画 89分 [フランス語、スペイン語、英語]
19世紀中頃、仏軍はメキシコの土地で戦争をしていた。一流報道カメラマンのルイは実態を伝えようと戦地に赴くが、山越えが困難で戦場にたどり着けない。過酷な現実に揺れるジャーナリストの魂と、先住民の男との不思議な友情を描く。
上映日
11/01[FRI] 21:00- Q&A
11/03[SUN] 14:30- Q&A
11/05[TUE] 13:00-
©Films Boutique
監督: ドゥニ・コテ
キャスト: ロバート・ネイラー、ジョゼ・デシェンズ、ジャン=ミッシェル・アンクティル
2019年カナダ映画 96分 [フランス語]
人口250人の過疎の町。弟の死を嘆く青年、夜中の物音に怯える女性。住民に不思議な出来事が相次ぎ、どうやら街はずれの空き家が怪しい…。カナダの異才D・コテ監督が描く、ユニークで淡い美しさに満ちた逸品。
上映日
10/29[TUE] 13:40-
11/03[SUN] 21:10-
©Aparte Film – Sacrebleu Productions – Minds Meet
監督: アンカ・ダミアン
キャスト: リジー・ブロシュレ、ブルーノ・サロモネ、マイラ・シュミット
2019年フランス・ルーマニア・ベルギー合作映画 92分 [フランス語]
犬のマローナは車にひかれた瞬間に一生を回想する。9番目の子犬として生まれ、最初は曲芸師にもらわれて…。数々の飼い主を巡る思い出が流れるように自由でカラフルなアニメーションで描かれる感動的な一編。
上映日
11/01[FRI] 18:10-
11/02[SAT] 12:10-