第34回東京国際映画祭は10月30日(土)〜11月8日(月)の10日間、今年から会場を六本木地区から日比谷・有楽町・銀座エリアへの移転して開催されます。
映画祭の顔となるコンペティション部門の審査委員長を務めるのは、世界で活躍しているフランスの大女優、イザベル・ユペール (Isabelle HUPPERT) 。
審査委員長を務めるにあたり、ユペールは、「34回東京国際映画祭のコンペティション国際審査委員の委員長に選ばれたことを光栄に思います。東京国際映画祭は世界で最も重要な映画祭の一つであると、私は大いに尊敬してきました。素晴らしい文化と堂々たる映画史を誇る国、日本に再び迎え入れてもらえる喜びを感じています。これまで世界各地の映画祭で審査委員長を務めてきましたが、様々なバックグラウンドを持ちながら映画への愛でつながった才能ある仲間たちと自分の視点を共有する経験はいつも刺激的です。今回の映画祭の成功をお祈りするとともに、他の審査員の皆さんと一緒に劇場で今年の入選作を拝見することを楽しみにしています。本当に何と幸運なことでしょう。」とコメント。
他の審査員と共に、世界中から集められた珠玉のコンペ作品(全15作品)を審査します。
本映画祭で上映されるフランス映画は、今年は寂しく、TIFFティーンズ部門で『私たちの永遠の夏』1本のみです。
ロカルノ映画祭新進監督部門で審査員特別賞を受賞した秀作です。
監督:エミリー・オーセル
出演 : アガテ・トゥリッチ、マルシア・フォージア、マチュー・ルッキ
75分 2021年フランス映画 フランス語
©Shellac
永遠に続くかのような夏の日々を過ごす若者たち。だが、ひとつの事件により、それには終わりがあることを知らされる。