第34回東京国際映画祭のオープニングイベントが10月30日に東京国際フォーラムにて行われ、フランスを代表する大女優であり、2021年のコンペティション部門国際審査委員のイザベル・ユペールが来日し、レッドカーペットを華やかに彩った。
バブル方式など徹底した感染症拡大防止対策の下、来日を果たしたユペールは「コロナ禍の厳しい状況でこうして映画祭が開催されたことは、素晴らしいことだと思います。映画祭では多彩な作品に出会えるので大変期待しています」と映画祭に期待を述べた。
また、オープニングセレモニーでは「このようなコロナ禍において映画作りをするのはチャレンジです。そしてこうした映画祭を開催されたということは勝利だと思います。ここに他の審査員と共に立ててとても光栄に思います。私たちは一緒に映画を観たい。それが、コロナ禍において私が一番やりたかったことです。今回、コンペディションのセレクションを見ると、素晴らしいセレクションだと思います。私たちには映画は必要です。そして映画は私たちを必要としています」と力強く映画祭へとエールを送った。
第34回東京国際映画祭は10月30日から11月8日まで、日比谷・有楽町・銀座地区にて開催中です。