第37回東京国際映画祭は2024年10月28日から11月6日の10日間、昨年に引き続き日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて開催されます。また、昨年同様にオープニングのレッドカーペットを日比谷仲通りにて開催される予定です。
2024年の東京国際映画祭で上映されるフランス映画(フランス語)は、キアラ・マストロヤンニ、カトリーヌ・ドヌーヴを迎え、今年生誕100年を迎えるマルチェロ・マストロヤンニにオマージュを捧げた『マルチェロ・ミオ』がクロージングで上映されるほか、コンペティション部門では、コルシカ島の地元紙で働く女性写真家とその周辺の人々を、1980年代から約20年間にわたって描いた『彼のイメージ』、ガラ・セレクションでは、1974年に映画化作品が全世界を熱狂で包んだ官能文学の傑作「エマニエル夫人」を、新鋭女性監督オードレイ・ディヴァンが、全く新しい解釈で現代に甦らせた注目作『エマニュエル(原題)』や、カトリーヌ・ドヌーヴが竹野内豊、堺正章らと共演し、日本で撮影した『Spirit
World(原題)』、映画誕生から約130年、リュミエール兄弟が撮影した映像を最新の技術で修復した『リュミエール
2(仮題)』、そのほか、特別上映作品として、2024年のフランス映画祭横浜でも上映された、イザベル・ユペールが伊原剛志と共演した日本を舞台に展開されるラブストーリー『日本のシドニー(仮題)』などが上映されます。
また、カトリーヌ・ドヌーヴとマルチェロ・マストロヤンニの娘で、女優のキアラ・マストロヤンニが、コンペティション部門の審査委員を務めます。
監督:クリストフ・オノレ
出演 : キアラ・マストロヤンニ、カトリーヌ・ドヌーヴ、ファブリス・ルキーニ
120分 2024年フランス/イタリア映画(フランス語、イタリア語、英語)
今年生誕100年を迎えるマルチェロ・マストロヤンニにオマージュを捧げた作品。キアラ・マストロヤンニ、カトリーヌ・ドヌーヴなど、スター俳優たちが実名で登場する。カンヌ映画祭コンペティションで上映。
11/06[WED] 19:00- 有楽町よみうりホール
© 2024 L.F.P. – Les Films Pelléas / Bibi Film TV / Lucky Red / France 2 Cinéma / LDRP II / Super 8 Production / TSF
監督:ティエリー・ド・ペレッティ
出演 : クララ=マリア・ラレド、マルク・アントヌ・モッツィコナッチ、ルイ・スタラース
116分 2024年フランス映画(フランス語、コルシカ語)
コルシカ島の地元紙で働く女性写真家とその周辺の人々を、1980年代から約20年間にわたって描いた作品。モザイク状のエピソードから、コルシカ島に起こった独立運動の推移が浮かび上がる。
10/30[WED] 21:10- ヒューマントラストシネマ有楽町
11/03[SUN] 15:35- 丸の内TOEI
11/05[TUE] 10:15- TOHOシネマズ シャンテ スクリーン1
©Les Films Velvet – ARTE France Cinéma
監督:オードレイ・ディヴァン
出演 : ノエミ・メルラン、ウィル・シャープ、ナオミ・ワッツ
105分 2024年フランス映画(英語、フランス語)
配給:ギャガ
1974年に映画化され大ヒットした20世紀官能文学の最高傑作「エマニエル夫人」が、金獅子賞受賞の新鋭女性監督オードレイ・ディヴァンにより、新たな解釈で現代に甦る!
11/01 [FRI] 20:25- 丸の内ピカデリー2
© 2024 CHANTELOUVE - RECTANGLE PRODUCTIONS - GOODFELLAS - PATHÉ FILMS
監督:ティエリー・フレモー
103分 2024年フランス映画(フランス語)
配給:ギャガ
より深く、より美しく! 映画の冒険、再び!
映画誕生から約130年、“全ての映画”はリュミエール兄弟が撮影した約50秒の映像から始まった。
11/01 [FRI] 10:15- TOHOシネマズ シャンテ スクリーン2
© Institut Lumière
監督:エリック・クー
出演 : カトリーヌ・ドヌーヴ、竹野内 豊、堺 正章
93分 2024年日本/シンガポール/フランス映画(日本語、フランス語)
エリック・クー監督が描く、生者とともに旅をする彷徨える魂の物語。主演はカトリーヌ・ドヌーヴ、共演に竹野内豊、堺正章、風吹ジュンほか。2024年釜山国際映画祭クロージング作品。
10/29[TUE] 20:50- TOHOシネマズ 日比谷 スクリーン12
11/01[FRI] 21:20- - TOHOシネマズ 日比谷 スクリーン13
©m.i.movies ©Zhao Wei Films ©WildOrangeArtists ©KNOCKONWOOD Inc.
監督:ギヨーム・カイヨー、ベン・ラッセル
212分 2024年ドイツ/フランス映画(フランス語、英語、アラビア語)
フランスで最も注目を集める過激な環境保護活動家たちのコミュニティと、その周辺の人々を記録したドキュメンタリー。ベルリン映画祭エンカウンター部門で最優秀作品賞を受賞した。
11/01 [FRI] 13:45- ヒューマントラストシネマ有楽町
11/03 [SUN] 10:30- 丸の内TOEI
11/06 [WED] 11:15-丸の内TOEI
監督:マティ・ディオップ
出演 :
68分 2024年ベナン/セネガル/フランス映画(英語、フランス語、フォン語)
西アフリカのベナン共和国にかつて存在したダホメ王国からフランスに接収された美術品が返還される過程を追い、植民地主義について考察するドキュメンタリー。ベルリン映画祭金熊賞受賞。
10/31[THU] 16:00- ヒューマントラストシネマ有楽町
11/04[MON] 16:00- 有楽町よみうりホール
監督:エリーズ・ジラール
出演 : イザベル・ユペール、伊原剛志、アウグスト・ディール
120分 2024年フランス/ドイツ/スイス/日本映画(フランス語、日本語、英語)
配給:ギャガ
小説デビュー作が日本で再出版されることになったフランス人女性作家シドニーが日本の出版社の招きで来日する。編集者・溝口のアテンドで京都や奈良をめぐり、記者会見や読者との交流会に参加するシドニーは、次第に溝口の人柄に魅かれてゆく。だが、シドニーは心の中では交通事故で亡くなった夫アントワーヌの影を振り払うことができない……。美しい京都、奈良、直島の風景の中で描かれるラブストーリー。
ヴェネチア映画祭、フランス映画祭 横浜2024で上映。
11/03[SUN] 19:10- 丸の内TOEI
©10:15 PRODUCTIONS-LUPA FILMS-BOX PRODUCTIONS-FOURIER FILMS