2010.03.21
フランス映画祭2010が3月18日、東京・六本木ヒルズにて幕を開き、記者会見・レッドカーペットとオープニングセレモニーが行われました。
18回目を迎えるフランス映画祭の今年の団長は、映画、シャンソンで大活躍されているジェーン・バーキンさん。
今回で15回目の来日となるバーキンさんは、もちろんエルメスの「バーキン (Birkin)」を持って会見に登場!
ちなみに「バーキン」は、エルメス社の五代目社長のジャン=ルイ・デュマ=エルメス氏が飛行機で偶然、バーキンさんと隣り合わせた際、彼女が籐のカゴに無造作に物を詰め込んでいるのを見て、何でも入れられるバッグを彼女に贈ったのがバックの由来だそうです。
バーキンさんは団長に任命されてことについて「私を団長に選んでくださって、本当に感謝しています。ちょうど桜の時期だと思い楽しみにしていたのですが、まだ咲いていなく残念。また桜の時期に来日したいです!」と述べ、フランスネットからの「イギリス出身のバーキンさんがフランス語で仕事されて難しかったことは?」との質問に関しては「私はセルジュ(Serge
Gainsbourg)の腕枕でフランス語を学んだので、40年たった今でもフランス語を間違えてしまいます。」そして、フランス語を学ばれている方々へのメッセージとして「間違えることを恐れずに頑張って下さい!」と会見中ずっと笑顔が絶えない素敵なバーキンさんでした。
記者会見のビデオは当サイトのフランス語インタビューに掲載してありますので、是非ご覧下さいね!
■レッドカーペット | |
ローラン・カンテ監督『パリ20区、僕たちのクラス』 | 左:マチュー・アマルリック『クリスマス・ストーリー(原題)』 右:アルノー・デプレシャン監督 同上 |
左:アレクセイ・グシュコブ『オーケストラ!』 右:ラデュ・ミヘイレアニュ監督 同上 | ジャン=ピエール・ジュネ監督夫妻『ミックマック(原題)』 |
セシル・ド・フランス『シスタースマイル ドミニクの歌』『スフィンクス(仮題)』 | エリザ・セドナウィ『バス・パラディアム(原題)』 |
左:ブノワ・ペトレ監督『テルマ、ルイーズとシャンタル(原題)』 右:ジェーン・バーキン 同上・フランス映画祭2010代表団団長 |