2010.06.12
ルーヴル美術館は、地方の美術館での「館外の展覧会」の企画や、作品の寄託に力を入れています。主要なプロジェクトとして、パ・ドゥ・カレ地方に「ルーヴル・ランス別館」の創設があり、1億1700万の予算で、2012年にオープンを予定してます。
展示作品は、パリのルーブル美術館から作品の一部を借りて常設展示し、3年ごとに作品を更新する予定。
ルーヴル・ランス別館の設計は世界中の120件から選ばれ、先月、プリツカー賞に輝いた日本の建築家、妹島和世さんと西沢立衛氏の設計事務所SANAAが担当します。
SANAAは国内では表参道のディオールのビルや金沢21世紀美術館などを手掛け、また海外ではドイツのツォルフェアアイン・スクールや米国・ニューヨークのニュー・ミュージアム・オブ・コンテンポラリー・アートを設計してます。
今週、その妹島和世さんと西沢立衛氏のインタビューをフランス某テレビ局のお仕事でしてきました。
プリツカー賞受賞の感想に関して、「受賞の知らせを聞いた時はとてもびっくりしましたが、やっと実感が湧いてきてとても嬉しく思います。」と語ってくれました。
皆さんもルーヴル・ランスが完成したら、パ・ドゥ・カレ地方まで足を延ばされて見て下さいね!
http://www.louvrelens.fr/