2011.02.05
仏レクスプレス誌(web版)が先月掲載した記事によると、2010年のフランスの人口は6500万人に達しました。
海外領土も合わせると6580万人で、これは特に自然増加数が増えたためで、2010年の出生数828 000人に対し死亡数545 000人と大きく上回ってます。
フランスは早くから少子化対策に取り組み、GDPのおよそ2.8%にも相当する巨費を投じ国を挙げて出産・育児を支援する制度を様々に取り入れてきました。その結果、フランスの出生率は増加し、2010年は女性1人に対し子供の数は2,01人に達しました。これは戦後のベビーブーム以来の記録的数字で、フランスはアイルランド(2,01人)に次ぐ、ヨーロッパの多産国となりました。ちなみにヨーロッパの平均数は女性1人に対し1,6人です。
また、フランス人の寿命も長くなり、2010年の平均寿命は男性は78,1歳で、女性は84,8歳です。