2011.04.16
フランス大使館によると、日本当局からの要請に応じて、フランスから新たに原発事故に伴う支援物資、個人放射計、個人線量計、マスク、フィルター、放射線防護服などの放射線防護機材40トンが4月10日、東京に到着しました。これらの機材はフランスの国防省、原子力庁、アレバにより提供されたものです。また、アレバ社は4月11日、日本に駐在する専門家スタッフを約15人に増強しました。彼らは特に放射性排出物の処理、使用済み核燃料貯蔵プールの管理を専門としています。
フランスは、サルコジ大統領が3月30日に急遽来日し、日本への連帯感を示すと共に積極的な支援を表明してくれてます。
4月6日には、女優・歌手のジェーン・バーキンも来日し、東京で震災復興支援のための無料チャリティ・イベントを開催。
http://www.ustream.tv/channel/jane-birkin?lang=ja_JP
そして、4月11日には、フランス・パリのテアトル・ロンポワンにて、「Tsunami et demain
(津波と明日)」と題するチャリティーコンサートが開催されました。親日家として知られるサルヴァトール・アダモやジェーン・バーキンを筆頭に、1995年の映画『レ・ミゼラブル』の音楽を担当したフランシス・レイなどのアーティストなど20数名が集結しました。
http://www.dailymotion.com/video/xi2o6r_tsunami-et-demain_music
さらに、フランスに縁の深いランブリング・レコーズが立ち上げた『ガンバレ、ニッポン / Japon, mon amour
』と題した、エミリー・シモンやゴタン・プロジェクト、セバスチャン・テリエ、カーラ・ブルーニも参加した、チャリティー・アルバムがiTunes、amazonから配信限定で販売中です。
"ガンバレ、ニッポン
/ Japon, Mon Amour"
尚、3月14日付のフランス大使館サイトによると、フランス政府から出されていた東京などへの渡航延期勧告は宮城、福島、茨城、栃木を除き解除されました。