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ブノワ・マジメル(2023)/ Interview de Benoît MAGIMEL

演技派仏俳優、ブノワ・マジメル がん患者役で25キロ減、美食家役で10キロ増と信憑性にこだわった役作り!

『ピアニスト』、『愛する人に伝える言葉』などで知られる実力派俳優、ブノワ・マジメルが東京国際映画祭2023で、映画『ポトフ 美食家と料理人』を掲げて来日した際のインタビューです。

『ポトフ 美食家と料理人』は、料理への情熱で強く結ばれた美食家と料理人の愛を描き、元パートナーのジュリエット・ビノシュと20年ぶりに共演したグルメ映画です。

『ピアニスト』(21)で、カンヌ国際映画祭 男優賞受賞を史上最年少で果たし、『愛する人に伝える言葉』(21) と『パシフィクション』(22)で、史上初2年連続でセザール賞最優秀男優賞を受賞という快挙を成し遂げ、抜群の演技力で世界の観客を魅了させるブノワ・マジメル。

カトリーヌ・ドヌーヴとの共演作『愛する人に伝える言葉』で、がん患者をリアルに演じるために25キロあまり体重を落としてスリムな体型を作り上げたマジメル。新作『ポトフ 美食家と料理人』で料理家を演じるにあたり、撮影前に監督に「典型的ながっしりとした料理家ではなく、現代風のスリムな料理家を描いたらどう?」と提案したものの、役作りのため、日々、料理を作っては食べの生活を送っていたら、なんと撮影のときには、10キロも太っていたそうです。

そんなマジメルは、以前に、江戸川乱歩原作としたサスペンス映画『陰獣 』(08) の撮影のため、日本に3ヶ月滞在したことがあり、日本が大好き! 今秋に開催された東京国際映画祭2023では、当初は来日リストに載っていなかったマジメルは「僕も日本に行きたい!」と自ら連絡し、来日に至ったそうです! 
インタビューでは、感銘を受けた日本の商品や大好きな日本食や日本女性についてなどマジメルの熱い日本への想い、また、役者になった理由や役作りについてもたっぷりと語ってくれました。
もちろん、恒例のフランス語学習者への応援メッセージも頂いています!!!

ブノワ・マジメル (Benoît Magimel) プロフィール

ブノワ・マジメル (Benoît Magimel)

1974年パリ生まれ。12歳でオーディションに合格し『人生は長く静かな河』(88)で映画デビュー。96年にカトリーヌ・ドヌーブと共演した、アンドレ・テシネ監督の『夜の子供たち』でセザール賞有望若手男優賞にノミネート。その後、ディアーヌ・キュリス監督の『年下のひと』(99)でジュリエット・ビノシュと共演。ミヒャエル・ハネケの『ピアニスト』(01)では、カンヌ国際映画祭主演男優賞受賞を史上最年少で果たし、その美貌で一躍世界的な注目を浴びる。エマニュエル・ベルコ監督の『太陽のめざめ』(15)でカトリーヌ・ドヌーヴと共演し、 セザール賞助演男優賞を受賞。ベルコ監督の『愛する人に伝える言葉』(21)で再び カトリーヌ・ドヌーヴと今度は親子役で共演し、セザール賞主演男優賞を受賞、続く2022年には、『パシフィクション』で、史上初2年連続でセザール賞最優秀男優賞に輝き、今やフランス映画界を背負う存在となる。
その他の出演作は『スズメバチ』(02)、『クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち』(04)、『ナイト・オブ・ザ・スカイ』(05)、『あなたはまだ帰ってこない』(18)、元パートナーのジュリエット・ビノシュと20年ぶりに共演した『ポトフ 美食家と料理人』(23) など多数。また、ジェラール・ドパルデューと共演した、Netflixオリジナルドラマ『マルセイユ (シリーズ1)』(16)、『マルセイユ (シリーズ2)』(18)がある。
私生活では、『年下のひと』(99)で共演したジュリエット・ビノシュとの間に1990年に誕生したHannahと『クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち』(04)で出会ったニキータ・レスピナスとの間に、2011年にもうけたDijina のふたりの娘がいる。また、2018年にマルゴ・ペルチィエと再婚。

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