2011.09.03
ジェラール・ドパルデューが、8月16日に起した飛行機内のオシッコ事件による悪いイメージをはらうために、同乗者の俳優、エドワール・ベアールとユーモアに富んだ再現フィルム(アステリクスとオベリスク版)を公開しました。
舞台はもちろん機内。離陸準備のアナウンスが流れます。そして今回、ジェラール・ドパルデューが我慢できないのはオシッコではなく、イノシシ
(sanglier)。客室乗務員は離陸が終えるまで待つように説得を試みますが、ジェラール・ドパルデュー扮するオベリスクはやはり我慢ができません。そんな中、乗客の1人はラジオ局に「機内に汚いものが撒き散らしている!」と通報。そして飛行機は機内清掃のため、パーキングに引き返すといった展開です。
フランスの人気コミックの『Astérix et
Obélix(アステリクスとオベリスク)』の映画版は1999年にフランスで公開され、ジェラール・ドパルデューはオベリスク役を好演。日本では、第7回フランス映画祭横浜で上映されたのみで劇場未公開作品です。
只今、同コミック「Astérix」の新作『Astérix et Obélix: Au service de sa Majesté』が製作中でフランスで2012年10月に公開予定です。監督は『プチニコラ』『モリエール
恋こそ喜劇』のローラン・ティラールで、ジェラール・ドパルデューの今回の相手役はエドワール・ベアール。
この再現フィルムは2011年9月2日にエドワール・ベアールさんにより投稿されてます。
さすが、見事なフレンチユーモアですね!!
ちょっと恥ずかしい経験が、新作の良いプロモーションにつながったのでは…。