フランス語インタビュー(映画俳優)

カトリーヌ・ドヌーヴ & ジュリエット・ビノシュ『真実』ジャパンプレミア舞台挨拶

『万引き家族』で第71回カンヌ国際映画祭最高賞パルムドールを受賞した是枝裕和監督が、フランスを代表する女優カトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノシュを迎えて手がけた日仏共同制作映画『真実』のジャパンプレミアが2019年10月3日に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、本作で母娘を演じた主演のカトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノシュが来日した。

本作は、フランスの国民的大女優・ファビエンヌ(ドヌーヴ)が自伝本「真実」を出版したことから、娘・リミュール(ビノシュ)との間に隠された愛憎渦巻く真実を巡る物語で、全編フランスで一日8時間というフランスの労働基準法に則り約10週間かけて撮影されたそうだ。

是枝裕和監督との撮影について、ドヌーヴは「初めは、私は日本語が、是枝監督はフランス語が話せないので、全て監督に付ききりの通訳を介してのコミュニケーションだったので、もどかしいさを感じましたが、時間を共有していくうちに視線や表情から監督の思いが汲み取れるようになりました。」と語った。
みなさん、コミュニケーションは大切です。フランス語を頑張りましょう!

本作は2019年10月11日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開。

カトリーヌ・ドヌーヴ(Catherine DENEUVE) プロフィール

カトリーヌ・ドヌーヴ

1943年10月22日フランス・パリ生まれ。
両親と姉フランソワーズ・ドルレアックも俳優という芸能一家。1957年、10代で映画デビュー。ジャック・ドゥミの名作『シェルブールの雨傘』(64)で注目を集め、以後、『ロシュフォールの恋人たち』(66)、『昼顔』(67)、『暗くなるまでこの恋を』(69)、『ロバと王女』(70)、『哀しみのトリスターナ』(70)、など、数々の名作に出演。『終電車』(80)と『インドシナ』(92)でセザール賞主演女優賞を2度受賞。『ヴァンドーム広場』(98)ではヴェネチア国際映画祭主演女優賞を受賞。フランソワ・オゾン監督の『8人の女たち』(02)ではベルリン映画祭銀熊賞(最優秀芸術貢献賞)とヨーロッパ映画賞女優賞を8人全員で受賞。近年では『神様メール』(15)、『太陽のめざめ』(15)、『ルージュの手紙』(17)などに出演し、永遠に輝き続けるフランスを代表する大女優である。

ジュリエット・ビノシュ(Juliette BINOCHE) プロフィール

ジュリエット・ビノシュ

1964年3月9日フランス、パリ生まれ。
俳優・演出家の父と女優の母の間に生まれる。両親が4歳のときに離婚したため、ビノシュはそれぞれの親とカトリックの寄宿学校の間を行き来して育つ。寂しさを紛らわすために演劇を始め、フランス国立高等演劇学校で演技を学び、12歳で舞台に立つ。以後、TVや舞台で活動を続け、巨匠ジャン=リュック・ゴダール監督の『ゴダールのマリア』(84)で注目され、アンドレ・テシネ監督の『ランデヴー』(85)でセザール賞にノミネート。そして、クシシュトフ・キェシロフスキ監督の『トリコロール/青の愛 』(93)でセザール賞、ヴェネチア国際映画祭女優賞を受賞。さらに、アンソニー・ミンゲラ監督の『イングリッシュ・ペイシェント』(96)でアカデミー助演女優賞に輝き、続く『トスカーナの贋作』(10)で第63回カンヌ国際映画祭の女優賞を受賞。その他の出演作は『ショコラ』(00)、『シェフと素顔と、おいしい時間』(02)、『隠された記憶』(05)、『PARIS』(08)、『ホウ・シャオシェンのレッド・バルーン』(07)、『GODZILLA ゴジラ』(14)『アクトレス~女たちの舞台~』(14)など。 私生活では、1993年にスキューバダイバーの男性との間に男子を出産。1999年に『年下のひと』で共演したブノワ・マジメルとの間の女児を授かる。

 
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